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柿はどんな栄養が含まれてるの？
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ビタミンCやビタミンA、カロテン、タンニン、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。特徴的なものとしてアルコールデヒドゲナーゼという酵素が含まれていて、二日酔い解消に効果を発揮する重要な成分なんです 。ビタミンCには抗酸化作用や抗老化作用、粘膜細胞を丈夫にし抵抗力を高める作用、コレステールの減少、高血圧や糖尿病の予防、肌のシミやくすみの改善など様々な効能が認められています。
柿にはこのビタミンCが100g中70mgも含まれていて、果物の中でもトップクラス。厚生労働省はビタミンCの1日の摂取量を100mgと提唱していますが、柿はたった1個(約200g)で一日の摂取量を摂ることができるのです。
また柿は実だけでなく葉にも多くのビタミンCが含まれています。その量は緑茶の約20倍ともレモンの約10～20倍ともいわれています。葉に含まれるビタミンCは厳密にはプロビタミンCといいます。プロビタミンCは体内で徐々にビタミンCに変わる成分で、熱にも強く煮出しても破壊されにくいため、お茶にすると効率よく摂取することができるそうです。
ただし葉にはタンニンも多く含まれているため苦くて渋いので、薬として使用されているようです。
またタンニンはカフェインと効果を相殺してしまうので、柿の葉を煮出したお茶を飲んだ後はしばらくコーヒー、紅茶、緑茶などを控えるようにしましょう。柿にはビタミンAも多く含まれています。ビタミンAには皮膚や粘膜を強化する作用や病気への抵抗力を高める作用があります。豊富に含まれるビタミンCとともに摂取することで免疫力の向上が期待できます。
柿の旬である晩秋から初冬にかけて1日1個の柿を食べることで、風邪などを引きにくいカラダにしていきましょう。
